神戸 徒然の記, 【映画の感想】 「接吻」 小池栄子の頑張った演技の怪作
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2009/09/26/(土) 邦画 しろぴ
【映画の感想】 「接吻」 小池栄子の頑張った演技の怪作
映画「接吻」
映画「接吻」
そんなに完成度の高い映画ではないけど、緊張感のある怪作だった。

監督は万田邦敏
出演小池栄子、豊川悦司、仲村トオル。
「接吻」の詳しい情報

主役は小池栄子で、主役らしい演技をしていた。
豊川悦司は孤独なおっさんで、冒頭でたまたま鍵の開いていた家の家族(父母娘)を惨殺する
この辺の理由ははっきり説明されないが、その動機や理由がこの映画のテーマとなっている。
豊川は直ぐに捕まり、当然死刑を求刑される。
そんな豊川をTVで見て、主人公を演ずる小池が妙に共感し、裁判の傍聴から始まり、差し入れ、手紙などを通じてお互いを「愛」しあうようになる
豊川の弁護士役を仲村トオルがやっているが、彼は二人の接近をどこか危ういものに感じるが、小池の存在を通じてしか豊川を知ることが出来ないのだった。
仲村にも映画を見る観客にも、豊川が「何故?」「誰?」というのが興味になってストーリーを引っ張っていく。
小池はそのうち、獄中の豊川にプロポーズして、実際に二人は結婚する(婚姻届を出す)
エスカレートする小池は、弁護士に仕切りの無い部屋での面会を手配するように求める。

しかし、小池のエスカレートする反常識的な行動を知るにつれ、豊川はその先にある結果に自分の犯した罪を意識し始める。
第一審では完全な黙秘だった豊川が、控訴することに同意したとき、小池は裏切られたように感じる。
実際、それは決別だった。小池は最後に、手配してもらった仕切りの無い部屋での面会で豊川の誕生日を祝い、その最中に隠し持ったナイフ(弁護士の鞄に隠していた)で豊川を刺し殺し、仲村と接吻する。
最後に豊川でなく、仲村と接吻するのが意外な結末と言える。それ以外は全て予想通りだが。

この映画、豊川や彼に共感する小池の心理がテーマだが、題名にあわせて言えば「疎寂」と書ける。
現代社会のなかで、人とのつながりの疎さや、寂しさは宿命的だが、それに疎外され、生きていけなくなるほどの人間にとって、一筋の共感「愛」は劇薬であり、それに生きることは刹那である。というのが監督の描こうとしたところか。

小池は地でやっているのか、豊川より緊張感のある演技をしていた。劇中どこで殺人や自殺をしてもおかしくないと思わせる演技である。また、妙に愛らしいところが彼女に共感をもたせ、黙秘する豊川の声が聞きたいと願っていた小池の前で、初めて豊川が話したシーンでは小池と一緒に微笑んでしまった

その辺は良かったが、日本映画の常で編集を上映時間に合わせてするので間延びするシーンがあることや、セットやロケにかけるお金が無いので、一部で背景が嘘っぽいのが問題(裁判所や拘置所、それにマスコミの様子が嘘っぽい)。映画を見る際には1.3倍速で途中何度も早送りして見た。台詞なんか聞かなくてもストーリーは読めたので、割と見やすかった。1時間のドラマだったらもっと評価できた


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